非エンジニアこそSlackを使うべき!──KAI-YOUでも話題のコミュニケーションツールを導入してみた
Slackはじめました
皆さんはじめまして。こんにちは。
KAI-YOUの小川楓太です。
先日、弊社KAI-YOUには大きなブレイクスルーが起こりました。革新的(イノベーティブ)な社内向けコミュニケーションツール・Slackが導入されたのです。
KAI-YOUではこれまで、社内コミュニケーションツールとしてSkypeがメインに使われてきました。
しかし、お互いがオンライン状態のときしかファイルを受け渡しできなかったり、グループチャットでメンションを飛ばすことができないなどの不満がありました。
そこで、いま話題のSlackを導入してみたところ、あら不思議……今までの不満はすべて解決し、革新的な便利機能を使えるようになりました。それもタダで!
Slackとは
SlackはFlickr創立者のStewart Butterfieldさんが作ったチーム内コミュニケーションツール、簡単にいえばメッセンジャーです。
これまでにもHipChatやChatWorkなど数々のチーム向けコミュニケーションツールがありましたが、どれもエンジニア向けの機能が多く搭載されていて、デザイナーでギリギリ、編集やライターにはかえって使いにくいような代物ばかりでした。
KAI-YOUでは、エンジニアからデザイナー、ライター、編集者、イラストレーター、女子大生まで様々な役職の人が一緒になって働いているので、だれもが使いこなせるツールでなくてはなりません。
Slackが他のツールと一味違うのは、エンジニアでなくても、綺麗なインターフェースとわかりやすいアイコンで直感的に使いこなせることです!
Slackの使い方
Slackは基本的にWebブラウザで動作します。
ログインさえすればどのPCからでも使えます。Mac App Storeでデスクトップ向けアプリケーションも用意されていますが、ネイティブアプリではありませんし、できることはブラウザ版と同じです。
ですから、まずは公式サイトよりサインアップ。チームを立ち上げてみましょう!
チャンネル
Slackにはチャンネルと呼ばれるチャットルームがあります。チャンネルは必要に応じて増やすことができます。チャンネルはすべて公開されており、自由に入室・退室が行えます。
自由に入退室できるおかげで、チーム内でどんな仕事が行われているのか互いに把握することができます。オープンに情報共有しているならばピッタリです。
イノベーションを起こしまくっているnanapi社長のけんすうさんこと古川健介さんも「『基本的にクローズドで、共有すべきものを共有する(ホワイトリスト形式)』よりも『基本的にオープンで、どうしてもダメなものだけ隠す(ブラックリスト形式)』のほうが、情報共有においては、効率的」だと仰っています。
オススメは自分の関わっていないプロジェクトに「たまに顔を出す」ことです。新たな発見がありますよ!
KAI-YOUのチャンネルの一覧 神KAI-YOUはなんでも書くところです。
もちろん、プライベートグループと呼ばれるクローズドなチャンネルもつくることができます。
KAI-YOUでは、誕生日の人を除いてグループを作り、サプライズでお祝いするために使ったりしています。
そのほか、ダイレクトメッセージも送ることができます。
ファイル
Slackはファイルをアップロードしておきみんなで見るという、Dropboxのような役割も担うことができます。
少しややこしいのですが、Slackには三種類のファイルがあります。
Snippet
テキストスニペットはHTMLやJavaScriptなどのコードをアップロードするときに使います。
コード補完やハイライトもついており、テキストエディタとしても十分に使えるレベルです。
こんなにたくさんの言語に対応しています。
その他、メールの定型文などあとで使い回しがきくテキストを共有するときに使います。
Post
文字や文章を投稿するときに使います。Markdownにも対応しています。
投稿したPostに対してコメントをつけられるので、KAI-YOUでは記事を考えるときに使っています。ポストにコメントすることで何に大してのコメントなのか紐づけるためです。
「30.5w」は全角で30.5文字という意味です。
その他
なんともざっくりしていますが、その他です。その他どんなファイルでもドラッグ&ドロップでアップロードできます。しかも、画像やPDF、PSD、AIなどはプレビューがでます!
「headercloud_image.ai」のプレビューがでています。
アップロードしたファイルはPublic linkという機能を使ってチーム外のユーザーとも共有できます。
Integrations
Slack最大の武器はIntegrations、他サービスとの連携機能です。
TwitterやGoogle Drive、RSSなどの普遍的なサービスから、TrelloやYo、IFTTTなどの新興サービスまで60以上のサービスと連携させることができます。
Trello、Bitbucketと連携しているところ。変更するとあたかも「Trello」というユーザーが投稿したかのようにチャット上に現れる。
KAI-YOUでは、記事が投稿されるとRSSを取得して通知されるようにもしています。
モバイル環境でもオフィスと変わらないクオリティーを……!
Slackのモバイルアプリはもちろんネイティブアプリになっており、とっても使いやすいです。
Skypeを使っていたころは社内ではSkype、モバイルではLINEグループと使い分けていました。時には、LINEで来たメッセージをSkypeに貼って社内で議論したあと、またLINEで返事をするというような非効率的な場面も多々ありました。
それもこれも、Skypeの(すっごーく柔らかめに言って)おっちょこちょいなモバイルアプリのせいでした。
P2Pは大変なのかもしれない、ましてやモバイル端末・ネットワークではさらに大変なのでしょう……しかし、他の端末で読んだチャットを延々と通知したりだとか(3000件ぐらい溜まってたときは1分間通知音が鳴り続けたこともありました)逆に以前のスレッドが突然見れなくなったりだとか。もううんざりでした。
しかーし、Slackならばそれもすべて解決です。モバイルアプリはブラウザやPCアプリとは別に、ネイティブアプリとして再設計されています。いまでは外にいるときにもLINEではなくSlackに書き込むことも多くなってきました。
写真や動画の受け渡しも大丈夫。LINEだと圧縮されてしまいますが、Slackでは元サイズのまま送ることができるのです。
ファイルの一覧 探しているファイルを検索で絞り込むことも自由自在。ただし日本語で検索するとインターフェースにバグが生じることがあります。
メンションを一覧できます。出先では本当に重要なことしか対応できないのでありがたいですね。
もちろん連携したサービスやBotも作動します!
便利な機能は自分でつくっちゃおう!
SlackはHubotというBotシステムと連携することができ、ある特定のコマンドや言葉を入力するとBotが返事を返してくれるというシステムをつくることができます。
技術的な部分はこちらを参考に→ http://nanapi.co.jp/blog/2014/06/04/slack_with_hubot/
Hubotを使いKAI-YOUでは二つの独自機能を開発しました。
どちらも編集・ライターのための機能です。
Project EUREKA(文字数を数えてくれるBot)
「noc 」を頭につけるとebotちゃんが文字数を数えてくれます。
ソースはこちら→ https://slack-files.com/T02DFHZL6-F02EN31BM-101f76
Project DANBOARD(AmazonのURLをアフィリエイトID付きに変えてくれるBot)
「amazon 」を頭につけるとAMAZONちゃんがアフィリエイトリンクになっているURLに変換してくれます。
他にもいろいろな隠し機能を持ったBotがいるんですが、完全に遊びでつくられたやつなので書くのやめます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
小規模なチームでも大規模なチームでも、エンジニアでも非エンジニアでも……みんなSlackを使ったらちょっと仕事がスムーズに進みそうじゃありませんか?
最後に。
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ぜひ登録してみてください!
KAI-YOUの革新的採用者(イノベーター)・小川楓太でした。