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週刊KAI-YOU vol.3 〜お客さんの多かった週のできごと〜

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 明日の4日にKAI-YOUは設立2年目を迎えます。設立当初はモノがあまりなかったオフィスも、いい感じに(?)雑然としてきて、ちょっとした秘密基地のようでもあります。日当たりのいいことが仇になって、最近はちょっと暑い……そんなオフィスから今日もお送りします。


■KAI-YOU勉強会#1
29日に第一回目を行った、KAI-YOU勉強会。これはテーマ自由のプレゼン大会で、社外の方も参加可能な会として行いました。そもそもなんでこんなことを始めたのかというと、2つ理由があります。
1つはエンジニアなどの「技術者」の間では、こういった会は珍しくないようなのですが、「編集」をする立場の人間の間ではあまり見られないこと。

もう1つは、サイトの制作などでも関わらせていただいた、ニコニコ超会議の中で大きな刺激をもらったということがあります。
ニコニコ超会議では会期2日間ともに、「ニコニコ学会β」のブースにいたのですが、そこがもう、すごい熱気だったのです。研究者の方達が、短い時間の中で巧みに資料を使って自身の研究についてプレゼンをするのですが、笑いあり、ガチ感ありでものすごい盛り上がり。何よりもプレゼン中に歓声が上がったり、指笛が鳴っているという事実が、文系人間からするととても新鮮でした。個人的には、知性が人を興奮させ、その内容が現実に作用する、ということにどこか希望を感じたのです。
 

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▲1日目の「研究100連発」でプレゼンする、慶応大学大学院メディア研究科・稲見昌彦先生

そんな経緯から始めた勉強会。
今回のプレゼンは、Recodeのアートディレクター・大楠孝太朗さんの「Recodeについて。デジタル作品の可能性」、KAI-YOUプランナーの米村による「初音ミク、あるいは遍く日常について」、そしてワタシの「小さなチームが『世界』と遊ぶために 〜ニッチビジネスからスタジアム型ビジネスへ〜」の3本立て。質疑応答を交えつつ、終わった後はゲスト参加してくださった皆さんと飲みに出かけました。Ustなどはあえて行わなかったことで、現実での刺激的な議論ができたかな、と思います。
勉強会は、毎月最終金曜日の夜に行います。
次回は7月27日、19時30分から。新たな参加者お待ちしてます!


■一ノ瀬くんご来社

そんな中、ワタシ武田も個人的にファン(というかサポーターと呼びたい!)のファストポップバンド・快速東京でギターを担当する、デザイナーの一ノ瀬くんがKAI-YOUオフィスに遊びにきてくれました。

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▲勉強会で差し入れてもらったラング・ド・シャを食べる一ノ瀬くん

KAI-YOUが法人化前に、東京ピストルさんのオフィスにシェアさせてもらっていた頃から仲良しになった一ノ瀬くん。なんと7月18日にメジャーデビューアルバムが発売になります!胸熱!
お互いの近況と、未来の計画を昼下がりのオフィスでお話しました。ライブも楽しみにしてますよ〜!


■出演情報

先月末の怒涛のイベント週間が終わり、一息ついたところですが、出演させていただくイベントは今月もあります。

まず、ツブヤ大学さんプレゼンツの「論語ナイト」。
論語」を現代風に訳したツイートをもとに編まれた書籍・『論語なう』に関連したイベント。一見ぼくらには関連がなさそうに思えますが、フリー編集者時代にイースト・プレスさんから出版されている『真訳論語』という書籍の編集に関わらせていただいたということもあり、登壇させていただきます。ふと思い出したのは、『論語なう』の著者・牧野武文さんのご著作『横井軍平ゲーム館 RETURNS』は、東京ピストルさんがデザインを担当していたということ(!)。不思議なご縁も感じ、お会いできるのが楽しみです。


 

論語なう ?140文字でわかる孔子の教え? (マイナビ新書)

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もう1つは、渋谷のシェアハウス・渋家の皆さんが代官山のThe Containerで行っている展示「HOUSE 100」。会期中に様々なジャンルのゲスト100名が、Ustreamに出演するこの展示。未来芸術家の遠藤一郎さんや、ギークハウスのphaさんなども出演されています。ホストは、渋家在住で、実は大学の後輩だった(しかもゼミまで一緒という笑)中島晴矢くん。どんな話になるのか予想がつきませんが、お楽しみに!