90年代生まれは何世代になるの? ラノベのなかの現代日本を読んだ|KAI-YOU magazine vol.66|
※この記事は2016年7月18日に配信されたメルマガ「KAI-YOU Magazine」をブログ用に編集したものです。
こんにちは! プランナーのかよちゃんです=͟͟͞͞⊂(⊂ 'ω')
POPisHereのティザーサイトが公開されたぞい〜〜〜〜
3連休でしたね〜〜(((((((((((っ・ω・)っ
ちゃんかよは、波戸岡景太さんの「ラノベのなかの現代日本」を読んでました。
この本は、1950年代生まれのジャパニーズ・ポップ世代、1960年代生まれのオタク世代と比べて、1970~80年のぼっち世代はどのような心情が芽生えているのか? というところから話が進んでいきます。
村上龍・村上隆・穂村弘・村上春樹・渡航・谷川流・東浩紀……など、昨今のカルチャーを学ぶ上で必ず登場する人々の考えを、世代別に解説しているため、前提知識が乏しいかよちゃんにはとてもありがたかったです……(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
さて、ぼっち世代とはいわゆる「やれやれ系男子」が出てきたことが象徴的であったというのが波戸岡さんの考えです。
「やれやれ系男子」Google画像検索
美少女は突然現れないし、幼なじみも美少女ではない。ハーレムでなければ、女子しかいない学校に男一人だけ転入ということもない。フツーの学校生活を送って、フツーに社会へ出て行くことをしっかりと理解している。
しかし、なぜそれが「ぼっち」なのでしょう?
それは、アニメ的・漫画的な世界を知りすぎているから、さらには現実を理解しすぎているからこそ、人間関係を壊すようなことはせず、お互いに干渉しないという精神が根付いているからなのではないでしょうか?
二〇一二年の段階で、すでに累計四百五十万部突破と喧伝された同シリーズだが、真に事件なのはその売上ではなく、ポップへの憧れを失った若者文化の、確かな地殻変動の方にあると言えるのだ。 (ラノベのなかの現代日本)
人気ラノベ「僕は友達が少ない」について本書が考察した一文です。ラノベという1つの事象を切り取っているため、それが全ての若者に当てはまるか? といわれたら難しいところだなと思います。でも、自己防衛本能としてぼっちを選ぶというところは、現代的ですし共感もできました。
ちなみにこの本では80年代生まれ「ぼっち世代」の話で終わっているのですが、かよちゃんは90年代生まれなんですよね……。
1990年〜2000年代の時代としては、高度情報化社会となって誰でもインターネットができる時代となりました。 今まで一部の人の持ち物だったPCやインターネットができるようになって、若者の文化は、サブカルチャーはどこに注目されるようになったのでしょうか?
現代思想や社会学の本に親しみのないかよちゃんですが、ライトノベルは学生のときに少し読んでいたので、サクサクと読み進めることができました。
いろいろたくさん考えながら今後もかよちゃんは10代カルチャーを追っていこうと思いました! かよちゃんの記事、よかったら読んでみてくださいね!
かよちゃんでした(^ω^三^ω^)!
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