結局いいデザインってなんだ?
こんにちは。編集部の森田です。前回から始まった毎週水曜日の「なんでもプレゼン」を公開していくコーナー。
今週発表をしてくれたのは、KAI-YOUのアートワークも手がけるWebディレクターのわたはるさん(@___jp_g)です。今回は「結局いいデザインってなんだ?」というテーマで発表をしてくれました。
デザインの仕事に興味がある方や編集の仕事に携わっている方にも為になることが多い内容になっているので必見です。
結局いいデザインってなんだ?
まずはデザインの定義についての確認です。
改めてデザインという言葉について考えてみると、クリエイティブなもの考える行為、創作物全般を指す言葉だとわかります。
こちらがデザインの種類。こうみるとデザインにもいろいろな種類があることがわかり驚きです。
今回は数あるデザインの中でも、KAI-YOUの根幹ともいえる記事制作に焦点を当て、エディトリアルデザインについて紹介していただきました。
エディトはズバリ「編集」という意味。記事や本のレイアウトを決めることがエディトリアルデザインに当たります。
上記のスライドがエディトリアルデザインの工程です。
記事の執筆だけでなく読みやすさを意識してデザインすることも編集者には重要なスキルです。
この画像はわたはるさんが制作したアイキャッチ(記事のトップ部分に表示される画像)なのですが、とても気に入っているそうです。
このアイキャッチには『人の視点が「Z」の書き順と同じ道筋をたどって動く』という性質を応用して、見せたいものを左上から右下に配置するというわたはるさんの趣向が凝らされています。
今回の場合、一番見せたい弊社代表のよねさんを左上に配置し文字を右下に配置するという具合です。
この一枚にそんな工夫がなされていたなんて…!
実際の記事はこちら↓
わたはるさんいわく「デザインはセンス」ではありません。
デザインの上達の近道は、自分の好きなデザインを真似すること。
そしてデザインを作ったら「選んだ写真がよかったか」「ユーザーに伝わったか」など一つ一つ反省することです。
「自分の好きなデザインを真似する」のにうってつけなのがPinterest。
自分が好きなデザイン、参考にしたいレイアウトなんかを見つけてデザインの引き出しを増やすことができます。
また、ミスタードーナツでキャンペーンの景品として配られたミッフィトランプのデザインについて書かれたnoteも紹介していただきました。
僕も読んでみましたがトランプ一つにもデザイナーの創意工夫が張り巡らされていることがわかりとても勉強になりました。
また、町の広告のデザインを見て勉強したり、なんで伝わりやすいかを日頃から考えることも大切です。
これはKAI-YOUのアートディレクターのbpmさんの言葉。デザイナーにとって大切なのは「伝える」ことです。
PhotoshopやIllustratorを使えるからと行ってデザインができるといういうわけではなく、情報の整理をして伝えることがデザイナーの仕事です。
こちらbpmさんのインタビューもKAI-YOUのクリエイティブについて知ることができるのでぜひ読んでみてください!