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まるでポケステ! M5Stackでなんかいろいろやってみましょう

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みなさこんにちは! KAI-YOUエンジニアのキャベツこうべです。

初めましての方もいらっしゃるかと思いますが、先日このブログではこんなインタビューを受けてましたね。

普段は技術的な内容の記事はKAI-YOU Labという開発者ブログに書いているのですが、今回はこちらのブログをお借りし少し技術的な内容を書かせていただきます!!!

というわけで簡単なIOT(Internet of Things.)というか、可愛いマイクロボードコンピュータ。M5Stackのご紹介です。

M5Stackを買ってみました。

f:id:KAI-YOU:20180423160700j:plain 公式サイトより

> M5Stackは、320 x 240 TFTカラーディスプレイ、microSDカードスロット、スピーカーを備えたコンパクトで便利な開発モジュールです。ESP32を搭載しているため、Wi-FiおよびBluetooth通信を扱え、Arduino環境での開発が可能です。
スイッチサイエンスさんのM5Stack Basic商品ページより

スペック的にはシングルボードではよくある感じではありますが、液晶、ボタン、ケース、スピーカー、そしてバッテリーなどが組み込まれており、購入段階で物体としての満足度が高いです。 (なんというか昔あったポケットステーションを思い出す風貌ではあります)

また、Stackという名前の通り公式から提供されているモジュールでバッテリーを拡張したり、GPSなどを接続して拡張していくことができます。

M5Stackの中身とは?

ひとまずBasicを購入してみました。

というわけで内容物。 f:id:KAI-YOU:20180423174635j:plain

本体、USB-Cケーブル(クソ短いです。)、ジャンパーケーブル、QuickStartガイド、マニュアル、ステッカー。

本体周りを見ていきましょう。

f:id:KAI-YOU:20180423174641j:plain

本体下部にはmicroSDカードのスロット、左側にはGroveコネクタ、USB-Cコネクタ、電源ボタン(1回で再起動、2連打で電源オフ)

f:id:KAI-YOU:20180423174644j:plain

こんな感じで簡単に本体と底面に割ることができます。(ネジで固定することも可能) 小さいながらも電池が搭載されていること、底には磁石が搭載されていることから、冷蔵庫にくっつけたりとかできるみたいです

電源投入

USBケーブルを接続して電源をつけましょう。

f:id:KAI-YOU:20180423174647j:plain

Bootスクリーンが表示され、ボタンのテストをおこなえます。

いざ開発!

f:id:KAI-YOU:20180426180059p:plain M5Stack Documentation

こちらを見ながら開発環境を整えていきましょう!

1. ドライバーのインストール。

f:id:KAI-YOU:20180423174651p:plain

ドライバーをダウンロードしまして、インストールしましょう。

CP210x USB to UART Bridge VCP Drivers https://www.silabs.com/products/development-tools/software/usb-to-uart-bridge-vcp-drivers

2. ARDUINO IDE のインストール

f:id:KAI-YOU:20180423174653p:plain

Arduino IDE https://www.arduino.cc/en/main/software

3. ArduinoにESP32設定を追加する
mkdir -p ~/Documents/Arduino/hardware/espressif && \
cd ~/Documents/Arduino/hardware/espressif && \
git clone https://github.com/espressif/arduino-esp32.git esp32 && \
cd esp32 && \
git submodule update --init --recursive && \
cd tools && \
python get.py

https://github.com/espressif/arduino-esp32/blob/master/docs/arduino-ide/mac.md#installation-instructions-for-mac-os

ちなみに私の場合、最後の行のpython get.pyが失敗、python3 get.py で実行しました。 また、もしXcodeをインストールしていない場合もエラーがでますので xcode-select --installコマンドラインツールだけでもインストールしておきましょう!

4. ボードの設定

f:id:KAI-YOU:20180423174657p:plain

  • メニューバー → ツール → ボード → ボード一覧からM5Stackから始まるものを選択。
5.サンプルプログラムの書き込み
  • メニューバー → スケッチ → ライブラリーをインクルード → ライブラリを管理から M5Stackを入力、ライブラリーをインストール
  • メニューバー → フィイル → スケッチ例 の一番下にカスタムライブラリ M5Stackが追加されているので適当に選択してボードに書き込みましょう!

f:id:KAI-YOU:20180423174659j:plain サンプルとしてFloppyBirdが書き込まれた状態のM5Stack

という感じでArduino IDEを使って開発する準備が整いました!

センサーを追加したり、IFTTTで連携したりいろいろできますよ〜

エンジニア・デザイナー募集しております。

f:id:KAI-YOU:20180423174702j:plain

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以上カイユウ開発部エンジニア、キャベツこうべでした。

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