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週刊KAI-YOU vol.14 |ランキングコミュニケーションサービス「VOTECLOUD」の目指すもの|

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■VOTECLOUDβバージョンリリース!

KAI-YOUが運営するランキングコミュニケーションサービス「VOTECLOUD」。思えば2012年1月に、「これをやりたい!」という案をたくさんつめ込み、とりあえずαバージョンをリリースしてから早9ヶ月。とうとうβバージョンをリリースすることができました!

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▲くもくんも、微笑んでおります。

 

その間何をしていたのかと言えば、色んな業務と平行しつつ、どうやったらもっと多くの人に使ってもらえるサービスになるだろうかと案を出し合っていたんです。先日の「Visionary Pitch!! Vol.2」でもお話したことですが、我々はこの「VOTECLOUD」のビジョンをとても大切に考えています。

そもそも僕らの会社・KAI-YOUは、ジャンルごとに多様化した結果バラバラになってしまったコミュニティとコンテンツを横断的に扱うことで、読み手がまだ出会ったことのないおもしろい世界と遊ぶように関わることのできる環境を目指すメディア・『界遊』を作るチームから発展して生まれました。雑誌『界遊』のコンセプトは、そのまま法人・KAI-YOUのミッションとして引き継がれています。そんなミッションはもちろん「VOTECLOUD」にも通底しています。重要なポイントはランキングコミュニケーションと投票にあると考えています。

コンテンツがどんどん細分化しパターンの種類が増えてしまったことは、今何がおもしろいのか、ということをとても分かりにくくしてしまいました。「いや、少なくとも俺の好きなジャンルについてはそこそこ分かってるよ」という反論もあるかもしれませんが、それも自分の好きなジャンルを把握するのがせいぜいで、普段見聞きしないジャンルのものについては、自分には関係ないものとして扱ってしまっていることが少なくないんじゃないか、と感じるんです。それが進行すると、みんなが持つ「これが好き」という気持ちが、これから好きになる可能性のあるものを遠ざけてしまいかねない。つまり多様化するコンテンツ群がユーザーを内閉化させてしまうということで、これが2012年の僕らを巡るコンテンツとメディアの状況だと考えています。

そんな状況において使われたのが、ある種古典的な方法でもあるランキングとライフハックでしょう。例えば深夜からゴールデンに移動したテレビ番組「お願い!ランキング」は、ランキングを用いてコンテンツの盛り上がりを可視化させたことで、多くの顧客と観客の心を掴むことができました。一方Webメディアでよく見られる便利なアプリケーションを紹介するようなライクハック系の記事は、例えば快適な暮らしを演出するアプリを全体から取り出して見せることで、使ってみようかという気を持たせます。
しかし疑問もあります。そのランキングやライフハック記事は、一体誰が何を基準にどんな目的で作ったのでしょうか。

「VOTECLOUD」ではネット上の民意を可視化させ、みんながランキングをもとにコミュニケーションを楽しむことのできる環境を提案します。TwitterFacebookのアカウントそれぞれに投票権が与えられ、自由にランキングを作り、候補を加え投票ができます。

投票という行為は、大げさな言い方をあえてすれば、他者がたくさん存在する社会に対して能動的な参加意志を表明する行為だと言えます。自分の興味のあるコンテンツに対して投票する「VOTECLOUD」は、ユーザーの何かを好きだと思う気持ちが、投票を通じて「社会」自体を駆動させていく仕組みを作り、社会にコミットする意義や楽しさを感じてもらうことを目指しているんです。そもそもインターネットが可能にした1番重要なことは、「何かを好き」という気持ちを多くの人と共有できる環境を作れるようになったことだと思います。その結果、これまで「好き」な気持ちがインターネット文化を駆動し続けてきました。それが今、機能不全に陥りかけている。そんな状況をなんとか変え、インターネット文化がそもそも持っているポテンシャルと楽しさを改めて感じられるサービスにしたいと思います。

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 ▲UIほか使いやすく生まれ変わりました!

 
なんてつれづれにマジメなことを書いてしまいましたが、何よりもみなさんに楽しんで使ってもらいたいと思っています。今回のβバージョンでは、UIをより使いやすく見やすいものに変更した他、ジャンル横断的に投票板を表示するシャッフル機能を実装しました。またランキングの仕組みを利用し、様々な方とコラボレーションしておもしろい企画を展開する公式投票板も充実させていく予定です。

小難しいことは一旦置いておいて、ぜひ一度触ってみてくださいね!


■KAI-YOU勉強会#3

9月28日(金)には、徐々に恒例化してきた、KAI-YOU勉強会の3回目を行いました。トップバッターは古田敦也選手ばりに急遽「代打オレ」として登場した僕がVOTECLOUDについて話したわけですが、内容は上記の通りなので端折ります(笑)。2番手はフリーランスデザイナーの南浦聡介くん。

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▲いろいろな案件で一緒に活動している聡介くんです。

「関係調整・翻訳家としてのデザインの役割」というテーマから、自身のこれまでの仕事を通して、デザイナーがクライアントやディレクターとどう協調してプロジェクトを意義深いものとしていくべきか、という正に彼が普段から考えているのだろう内容を、すてきな資料とともに話してくれました。

ラストを飾ってくださったのは、短編アニメーションレーベル・CALFの廣瀬秋馬さん。「僕の見ているアニメーション」というタイトルから、商業アニメと短編アニメそれぞれの作られ方や市場の違い、そしてCALFとして自分が何をやりたいかを穏やかな口調ながらも、熱を込めてお話してくださいました。

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▲右手が86年生まれで僕と同い年経営者の廣瀬さん。しかも合同会社仲間でもあります。

 商業アニメ、短編アニメそれぞれの制作現場を見てきた廣瀬さんのお話は、知らないことも多くとても勉強になりました。自由テーマの勉強会だからこそ、パネラー自身が感じる問題やミッションについてしっかり話ができるのかもしれません。そんなこんなで盛り上がった第三回目。終了後はまた恒例の飲み会で、さらに大盛り上がりで明け方近くまで宴は続きました…! こちらは毎月最終金曜日に継続的に行っていきます。ご興味のある方、ぜひ次回10月26日(金)にKAI-YOUオフィスでお会いしましょう!

 
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